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LOHAS WAY 08



HITOMIさん
 
HITOMIさん
プロフィール
小学校、中学校をグアム島で過ごす。高校、大学を日本で卒業。卒業後、某音楽出版社勤務。2年半で辞め、フリーの通訳に。ある誕生日にフラッと立ち寄った近所のヨガ・スタジオ(有名なAshtangaのスクールです)で受けた授業が運命の出会いで、そこから一気にハマって行く。2004年、病気で仕事を中断している間に、軽い気持ちで友人と立ち上げたヨガ・プロジェクトが予想外の好評で、レギュラー・クラスやあらゆるヨガのワークショップのオーガナイズをすることに。2007年4月から新たなワークショップ専門プロジェクトであるSAKURA YOGAを主催。現在では、本業の通訳の仕事をこなしながら、ワークショップのオーガナイジングに日々励む毎日。もちろん、ヨガの練習も。
 

sakura yoga

UNDER THE LIGHT

 
Favorite Items
 
健康本
健康本
ここ5、6年ぐらいに集めた健康本です。丸本淑生氏、アンドルー・ワイル氏の本はヨガを始める前からの私の教則本になっていました。前から持っていましたがヨガをやるようになって改めてまた読み返したのが、バーナード・ジェンセン著の「汚れた腸が病気をつくる」(ダイナミックセラーズ出版)です。これを読んでコーヒー・エネマ(浣腸)をやろうと思いました。コーヒー浣腸のことはゲルソン療法の本にも詳しく出ています。コーヒー浣腸は、第一次世界大戦の時に痛み止めが不足しその代わりに使っていたようですが、肝臓を回復させ、血清中の毒を減らしてくれるそうです。あと、新谷弘美著の「病気にならない生き方」(サンマーク出版)はベストセラーになっただけあって、非常にわかりやすく色々なことが解説してありますね。
 
譜面
譜面
ヨガの後に始めた趣味が歌です。(笑)実は歌とヨガはすごい共通点があり、基本は丹田を意識することでムーラ・バンダ、ウディヤーナ・バンダを使います。最初にヴォーカル・トレーナーの先生に説明された時、「一生この人についていきます!!」というぐらいの衝撃でした。もちろん、ヨガをやっている人ではないので、ム-ラ・バンダなんていう言葉は使いませんよ。(笑)でも、「肛門を引き閉めて」とか「太ももの内側の筋肉を収縮させて」と言われて、ヨガの先生みたいだな〜って思いました。専門的に言うと、腸腰筋とか骨盤底のあたりを意識するんです。フィジカルなものを追求した結果、歌にもたどりつきヨガとつながってしまいました。これらの譜面は私のキーに合わせたスタンダード曲で、歌を歌う時には欠かせない重要なものなのです。
 
ショウガ
ショウガ
通訳という仕事柄、喉をかなり使うので、喉は私の身体のパーツでもっとも大切にしている部分です。喉がつぶれたら仕事になりませんし、咳がちょっと出るだけでも仕事に支障をきたしてしまいます。なので、毎朝野菜ジュースを飲み、フルーツを食べた後に30分以上空けてからショウガのドリンクを飲んでいます。冬場(夏場も飲みますが)はショウガ紅茶。ショウガひとかけらを擦り、紅茶(ミルクティーのための煮出し用が合うと思うのですが、ダージリングやアールグレーでも美味しいです)と一緒にティー・ポットに入れ、熱いお湯を入れて、数分蒸らしてからティーカップに注ぎます。ショウガひとかけらと言っても結構な量を擦るので、かなり喉にピリピリと効いてきます。紅茶はだいぶ濃く出し、豆乳で割って飲むとちょうどチャイみたいなスパイシーな味になります。夏場は、ジャマイカン・ジンジャー・シロップという高山なおみさんのレシピ(「高山なおみの料理」(株)メディア・ファクトリー)を用いて、ショウガを煮出し、はちみつやレモンを入れて冷蔵庫に保存して、ソーダやお湯で割って飲んでいます。たぶんショウガの年間消費量はどの家庭にも負けないぐらいの量ではないでしょうか?(笑)
 
ヨガと言葉
 
Physicalなものを求めてのヨガ
 
友人に薦められ、たまたま近所にあったヨガ・スタジオを訪れたのが私とヨガとの出会いでした。多くの人達と同じように、最初はただ身体を動かしたいという思いぐらいしかなく特別な動機などありませんでした。動機があったとするなら、来日ミュージシャンの通訳を仕事にしているので、机に向かって翻訳をしたり何時間も集中してインタビューの通訳をしたりすることが多く、オフの時はリラックスしたいという気持ちが強かったことぐらいです。また、マッサージに週1回通うほど肩こりや頭痛がひどく、その解消になるかなという期待もありました。 最初にクラスを受けた後に残ったのは、マッサージを受けた後のような身体の心地良さでした。そこから一気にハマっていき毎日のように通うようになったのです。元々健康オタクっぽい面があった私の知識欲を、ヨガはどんどん満たしてくれました。そして、今まで自分が読んでいた健康に関する本とヨガのつながりが見えてきたりして、さらに面白くなっていったのです。
 
ヨガ・プロジェクトの立ち上げ
 
そんな中、ある日友達とヨガのプロジェクトを立ち上げることになりました。公民館などを借りて、ヨガのクラスやワークショップをオーガナイズすることになったのですが、それが思いのほか好評で多くの方々が足を運んでくださるようになりました。さらに自分の理想に近づけるために今年、SAKURA YOGAというワークショップ専門のオーガナイジング・プロジェクトを立ち上げることになりました。SAKURA YOGAというプロジェクトは主に海外から来日する先生方のワークショップをオーガナイズするプロジェクトですが、私がかつて体感したヨガの心地よさを、より深く生徒の皆さんには体感していただきたいと思っています。
 
言葉の壁
 
ワークショップの通訳SAKURA YOGAには外国の先生方の様々なワークショップがありますが、その内容を日本の生徒さんにわかりやすく伝えるのはなかなか難しいものがあります。幸いにも私の本業が通訳であるため、ワークショップでも自分で通訳をするようにはしていますが、やはり "言葉"という大きなテーマに悩まされます。いくら素晴らしいワークショップの授業をやってもらっても、来てくださっている半分以上の方が何を言っているのか理解できないようでは、せっかくのワークショップの意味がありません。アサナの授業の場合、やっていることを見様見真似でついていくだけでもいいのかもしれませんが、講義が理解できないと深い理解にはつながりません。また、ヨガを初めてやる人とヨガを数年間やってきた人が一緒に受けるワークショップだと、専門用語をどの程度まで通訳するのか、その加減に迷うことも多くあります。
たとえば「ム-ラ・バンダ」という言葉が出てきた場合、ベテランの方なら、そのまま「ム-ラ・バンダ」と言えば理解してもらえますが、初心者の方がいらっしゃる時には、必ず「骨盤底にある筋肉の引き締め(長年やってらっしゃる方は、骨盤全部ではないということをおわかりだと思います)」という訳を付け加えるようにしています。とはいえ、初心者の方に向けて説明が過剰になるとヨガのワークショップで大切なテンポが乱れてしまい、生徒さん達があまり気持ちのいいヨガの授業を体験できずに終わってしまいます。つまり、「適度な説明」と「流れるような授業の展開」を両立することが、ヨガの通訳には求められるのです。
 
普段の仕事からの教訓
 
こういったことは、私が普段、ミュージシャンの通訳をしている時にも感じることです。音楽業界の通訳の仕事では、雑誌の取材に付き添うこともあればラジオやテレビに一緒に出演する時もあります。雑誌の中でも音楽専門誌の取材の場合には、かなり専門的な用語が出てきてもそのまま使って問題ありません。また、専門用語に不案内な読者が読む一般誌の時は説明を加えながら通訳する必要が出てきますが、30分から1時間というある程度長い時間を取れるので問題はありません。難しいのはラジオやテレビに出演する時です。雑誌の取材に比べ通訳に与えられる時間がかなり短い中で、万人が理解できるように説明することの難しさをいつも感じています。特にテレビの場合、お茶の間で見ているのは必ずしも音楽に詳しい人達ではありませんので、よりわかりやすい言葉での説明が必要になります。たとえば、"Good vibe"という言葉がありますが、「いいヴァイヴを発している」などといえば、大抵の音楽業界の人、音楽に詳しい若者達は理解できるはずなのですが、それ以外の人達にしてみれば、「ヴァイヴ?? それって、何かの楽器ですか?」と思ってしまいますよね。こういった専門用語の問題は、実は音楽でもヨガでも変わらないのです。
 
フィジカルなものを味わうための言葉選び
 
私はフィジカルなもの(注:ワークショップはフィジカルなものだけではありませんが、比較的フィジカルなアサナ系のものが多いと思います)を皆さんに提供するために、日々ワークショップのオーガナイジングに励んでいますが、そのためにも言葉が果たす役割は大切になってきます。ワークショップの通訳、オーガナイジングをするための資料の翻訳、ワークショップのテーマを表現するキャッチ・コピー作り、より多くの人達に興味を持ってもらえるようにワークショップの説明をブログに書く・・・といったことで日々が過ぎていきます。ヨガを始めてからは、大きなヨガという波に飲み込まれるように自然にひきつけられていきますが、私はヨガの先生ではなく一生徒であり、ワークショップのオーガナイザーであるので、今までの経験を活かしてワークショップ作りをしていければいいかなあと思っています。一人の生徒の立場から見てのワークショップ・オーガナイジング、そしてそのワークショップというものを通じて皆さんにヨガの面白さを感じてもらえたり、私がかつて色々な先生にインスピレーションを与えられたように、皆さんにもインスピレーションを与えていければ幸いです。そして、もちろん私自身もヨガが与えてくれるフィジカルなもの、そしてそれによって心の静けさ、真の自由を得るために、これからも練習を続けていきたいと思います。
 


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