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| 私って一体どんな人なんだろう?なんて考えだしたのは4〜5才頃だったと思います。一人っ子だったためか一人遊びの時間が毎日豊富で、「りんごはどうして”リンゴ”という発音をすると、相手にもそれがどういうものか伝わるのだろう?」とか、知人が亡くなって母が泣いているところを見ては、「大丈夫よ、死んでもまた同じように生き始めるから」などと、毎日の小さな出来事を題材に自問自答する時間が大好きでした。しかし周りの友達や学校の先生にとっては、扱いにくい変わった子供だったと思います。でもいつの日からか変人的な扱いをされるのが嫌になり、他人とシェアするのを止め、自分の中の本当の考えや意見を閉じ込めるようになり、遂にはもう自分の中の本当の問い掛けや考えを無視するようになりました。そうしていくうちに社会人となり、自分を取り巻く環境とどうにかうまくやって行くことに専念し、仕事の上でのキャリアを追いかける日々が始まりました。そして、気づいてみたら私ってどんな人なんだか分からなくなっていました。 |
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ファッションモデルとしての仕事はとても刺激的で、もし私がスーパーゴージャスなパーティーに行くとしたら?もし私が森林の中に舞い降りた妖精だったら?などなど、実際の私とは全く違ったバーチャルな七変化はいつも楽しいものでした。しかし、年齢不詳、性別不詳、国籍不詳、今自分が存在している時と場所も不詳・・・と、すべてが不詳の中での表現を繰り返していくうちに、どんどん私の中の私が分からなくなっていきました。そんな時にヨガに出会い、もう一度私ってどんな人?という作業を始めるようになりました。毎日のヨガの練習は、子供の頃大好きだった一人遊びの時間によく似ていて、長年閉じ込めていた自分の中の様々な問い掛けが、まるで何十年も放っておいた押し入れの中を整理するように、懐かしい物が出て来ては、もういらないから捨てたり、ほこりのかぶっていた汚れをきれいにしては、またきちんとした位置に戻したりといった感じです。 |
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| ヨガの練習以外の時の自分も観察するようになりました。ここまで来るとまるで自分オタクの境地ですが、実はこの作業がまたとてもおもしろいのです。話をする相手によって自分の様々なキャラクターが違った形で登場したり、何か問題が起こった時の反応、そして解決の仕方、解決後の緊張緩和などなど。。。日々、自分と自分を取り巻く社会との関わり方は、時と相手、場所やタイミングによって様々で、またその時々の自分もどんどん変化していっているのですね。そしてこの変化を受け入れることも大切なんですね。 |
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| 何気なく過ごしていた日々には、自分を取り巻く環境についてそれほど関心がなく、自分を形成する環境があることすら気にかけていませんでしたが、自分オタクの作業が進むにつれて、この自分のエネルギー源となっている人参やタマネギ、お米といった食材は一体どうやって私の口までやってきたのか?ということを考え始め、自分を取り巻く環境にも興味を持ち始めました。愛情を注がれ、健康的な環境で育てられたプラーナたっぷりの新鮮なオーガニックの野菜達。労働条件が整い、ポジティブなエネルギーに満ちた生産者達によって作られたフェアートレード商品。ちょっとした不便さや、時間を掛けることへの勇気・・・などなど、知らないうちに流されるように、当たり前にしていた買い物や行動に対して「それは本当にふさわしい選択なのか?」という自問自答を加えることによって、また更に楽しい毎日が始まっています。
是非みなさんも遠慮せずに、ご自分との対話の時間、一人遊びの時間を大切に、なぜ?どうして?と好奇心たっぷりの毎日をお過ごし下さい。これもヨガの練習の一部だと思いますし、それによって日常の楽しさは無限に広がっていくと思います。 |
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