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LOHAS WAY 13



ACOさん
 
ACOさん
プロフィール
吉川あこ。'61年生まれ、名古屋市出身。東京都府中市在住。愛知大学経済学部卒業、米国ポートランド州立大学心理学部卒業。
通訳・翻訳のアルバイトをした後、原宿アパレル協議会に就職。同協議会で事務局長に就任した頃、重度の腰痛とパニック症候群に悩まされ、さまざまな治療法を試みるうちヨガと出会う。同協議会を退職しヨガの道へ。
ヨガ道場にてハタヨガを学んだ後、内外のスタジオ、ワークショップにてアイアンガーヨガ、パワーヨガ、ラジャーヨガ、リストラティブヨガ、陰ヨガ、各種ボディーワークを習得。
Sun&Moon ヨガスタジオにて、英語と日本語のバイリンガルでインストラクターを勤めるかたわら、TV・雑誌・ヨガwebサイトなどでの監修を多数行う。また各所ヨガスタジオに招かれてのワークショップでは、体位法の他にもヨガ哲学、断食などの講義も行っている。イージーヨガファミリーズでもある。
15年以上に渡る指導経験の後、行き着いた現在のスタイルはビンヤサフロー。「ビンヤサヨガ」とは呼吸・視線・動作の3つを一致させて流れるように動くヨガ。オリジナルプログラムでは、強度を高めながらも、ボディーワークで学んだ知識を随所に入れて、身体を傷めずコアマッスルに働きかけていく。
Gold's Gym原宿店、表参道店、府中店においての「オリジナルヨガ」クラスでは、ヨガ専門スタジオと同レベルのクオリティーで、ビンヤサヨガの大切な要素を伝えている。
2008年からはTOKYOYOGA神南プラクティスでもクラスを担当。流派を超えて、身体を壊さず快適にアーサナを上達させる身体の使い方を紹介するレッスンを展開中。
レッスンでは、「骨で立つ」「肉球で押す」「内股スクィーズ」「後頭部の目」「手首のバンダ」「脇のバンダ」「脚の一直線」「地球を押して高さを得る」等ユニークなACOYOGAキーワードを散りばめる独自の表現が特色。

監修本『女を磨く オフィスヨガ ー いつでもどこでも』YU-MOOK 雄出版

監修本『女の痛み取り大図鑑』MCプレス

DVD 『ACOYOGA』全4巻+テキスト
http://www.acoyoga.com/

ブログ
http://www.acoyoga.jp
 

Sun & Moon YOGA

神南プラクティス

GOLD'S GYM 原宿東京
http://www.goldsgym.jp/
golds/top.php

 
Favorite Items
 
はちみつジュース
はちみつジュース
HONEY SHOP Poco a Pocoの「はちみつジュース」 通販可
http://www.poco888.com/

Poco a Poco は、世田谷区豪徳寺にあるハチミツのお店で、このジュースは保存料・添加物は一切使用しておらず、はちみつ・柚子・ミカンだけでできたジュース。味はとてもサッパリ。オレンジじゃなく、あくまでミカン。柚子味はかなり抑えられていて、後で爽やかな柚子の香りだけがビミョーに鼻の方に抜けてくる感覚が新鮮。はちみつの甘ったるいイメージも見事にハズレで、サラリとしたミカンジュースにしてはコクがある隠し味がはちみつだった、みたいな、もうこのブレンド具合は天才! ドリンク類は常温好きの私だけど、このジュースは冷やした方が断然うまい。常温だといきなり甘ったるくなる。絶対に冷やして飲むべき。冷やしてナンボの考え抜かれたブレンド。瓶のフォルムもイイ感じで、飲んだ後にお花一輪挿しナイスです。
 
大國魂神社
大國魂神社
私が住む東京都府中市にある大國魂神社〔おおくにたまじんじゃ〕。
景行天皇41年(西暦111年)の創祀と伝えられる都内屈指の古社です。御祭神は大國魂大神〔おおくにたまのおおかみ〕。5月の例大祭は「くらやみ祭」と呼ばれ、かつては深夜、町中の明かりが消された暗闇の中、八基の神輿が御旅所まで渡御していました。都心でクラスをした後、府中の駅へ降り立ってまず向かうのがこの大國魂神社です。駅から続く馬場大門けやき並木(国の天然記念物です)を3分も歩けば大鳥居。そこをくぐった途端、辺りが一変します。季節ごとに彩りを変える樹木が溢れヒンヤリと澄んだ静謐な空間。森林浴、マイナスイオン、深呼吸、瞑想etc.を改めて意識する気すら失せてしまいます。ただそこに佇むだけで、吸うひと息が身体と心を満たし、吐くひと息が自分と周囲との境界線を消し去っていきます。悲しい事、嫌な事があった時も、ここに行けば安寧感に包まれた自分に戻れます。世間には有名な神社もたくさんありますが、ここは地元府中市民にとって日常に根ざした大切な宝物の場所なのです。
 
野口体操 感覚こそ力
『野口体操 感覚こそ力』
羽鳥 操 (著)  春秋社
「野口体操」で知られる野口三千三先生は、蛇やワラビ、コマや鞭、化石やクルミ、和紙や甲骨文字など自然界のあらゆる物に学びを見出す、独創的な身体論を提唱されていました。しかし野口先生の書籍を読めば読むほど、自然・生命・宇宙・人間、運動・感覚・言葉と、その深過ぎる叡智の迷宮に入って喘いでいた私。それを救ってくれたのが、野口先生の一番弟子、後継者である羽鳥操さんの『感覚と力』です。野口先生の言葉を羽鳥さんの視点からまとめ直した本書は、本当に分かり易く野口体操の本質を解説しています。「ああ、そういうことだったのか!」と全ての言葉が骨の髄まで染み渡りました。この本によって、前屈とは、頭立ちとはetc. 私の考え方が180度変わりました。重さを受け入れ、重さを味方につけ、重さを力に変えることにより、長年にわたる腰痛の呪縛からも解放されました。もう何十回読み直したことでしょう。私のヨガ論、身体論の土台となっています。永遠の一冊ともいえるバイブルです。
 
ON THE MAT,  OFF THE MAT
 
ヨガする日々
 
伊豆

断食を経験する 動物食をやめる 瞑想リトリートに参加する たくさんのマントラを覚える 外国の著名ヨギ・ヨギーニと親密になる 上手にジャンピングができるようになる ナタラージャ、バカ、ティッティバ、ピンチャ・マユーラ 来る日も来る日も練習を重ねる 自信がつく 自分の身体がどこまで変わるのか

だが こうした事はヨガのほんの一部にすぎない
本当のヨガはスタジオの外にある

必ずしもヨギ、ヨギーニとは限らないパートナーと家庭生活を営み 子供を産み育て 年老いた親の介護をし ままならぬ経済活動にいそしみ 現実社会にコミットしながら膨大な時間の日常を送る人生が待っている

不自由を感じる 生きづらくなる 本来は逆である ヨガを通して自由を手に入れるのだ

とことん通俗的な状況にどっぷり身をおいて 異なる立場や考えをもつ人の中でもがきながら どこまで八支則を スタジオの外で 日々の中で貫いていくか "OFF THE MATのヨガ"

人との出会い 土地との出会い 異文化との出会い 今後の自分にとって多大なる影響を与える新たなものとの出会い 所詮はヨガ たかがヨガ

半年後 3年後 5年後 10年後 30年後 どうやってヨガと向き合っているか

ヒンドゥー教徒でもない自分にとってのヨガ ヨガとは何だろう 既に正解とされるものが待っていようとも たとえ同じ結論になろうとも 一生結論に到達しなくても 自分で見出したい 疑う力 考える力 創り出す力 それがどんなにヨガに反していようとも 考える 考えまくる そしてそれを伝えたい 知っていることを全て伝えたい ヨガは自己実現 最高の矛盾 ブラボー

 
ヨガへの向き合い方、きっかけ
 
サギ私がヨガを始めたきっかけは重度のパニック発作と度重なるギックリ腰でした。最初はパニック発作とギックリ腰を別々に治療していましたが、結局どちらも原因は同じものでした。今でも完治したとは思っていませんが、何かの折にまたどちらかが襲ってきても怖くはありません。やれやれ!と溜め息をつきながら、現実の自分を掘り下げていく厄介な作業にしばし突入していくだけです。
パニック発作やギックリ腰と向き合えるようになったのはヨガのおかげでしょうか? 答えはイエスともノーとも言えます。ヨガそのものというより、ヨガを続ける年月と共に自分自身が様々に変わっていったのが理由だと思います。私の場合はたまたまヨガであったに過ぎず、それは他の何にでも置き換え可能でしょう。ひとつのものを継続する道程には、自信喪失/自身過剰や勘違いなど紆余曲折もたくさんあります。怪我や病気、身内の事故や死など予想外の出来事も起こります。ひとつのこと(=ヨガ)を続ける行為と、日常に起こる周囲の出来事との折り合いをつけようと試行錯誤してきた結果、多少なりとも自分に見合った全体のバランスというものを学習していったのだと思います。
 
ある女性の場合
 
英雄長年に渡り自律神経失調症に悩んでいる女性が治療の一環としてヨガスタジオに通い始めました。3ヶ月もすると彼女に少しずつ変化が訪れます。オラクルカードを引くことから始まり、身につけていたものを清めることで終わる日々が綴られた彼女のブログは、自分の心が開かれ、世界と繋がり、皆に感謝の気持を伝えたいというような言葉で埋め尽くされていきます。それ自体は何ひとつ悪いことではありません。
しかし久しぶりに彼女と会って食事をしてみると、どうも腑に落ちないことが多いのです。まず何かというと「○○先生が言うには〜」と連呼します。先日も○○先生の座学ワークショップで大変感銘をうけて自分の世界が変わったと興奮していました。これは彼女にとってインプットの段階です。そんなに素晴らしい内容だったのならば、ぜひ私にも内容をきかせてほしいと頼んだところ…彼女は言葉に窮してしまいました。アウトプットができない、つまり自分で考え自分の言葉で話すという習慣がスッポリ抜け落ちてしまっているのです。ひとりの人間をスーパーマンのように信奉することはとても非現実的です。宗教・文化などの背景もあるので、そういう世界が存在するのは否定しません。しかしそのままでは目の前の出来事に自らで対応するチカラはいつまでたっても養われません。尊敬し、教えを請うことは、相手に頼りきることとは違います。もちろん、相手に頼りきることは、相手を信じることとも違います。
そして話が進むうち、家庭でも職場でも彼女が以前から抱えていた人間関係の問題は何ひとつ改善していないことが分かりました。よくよく聞いてみると、どうやらヨガをしている時だけは自分を取り戻せる、嫌なことを忘れられる、優しい自分になれる、心の病も治り、世界としっくりひとつになれたような多幸感に溢れるらしいのです。特定の場面限定であろうと、そうしたスペシャルな感情を大切にすることで救われた気分になるというのです。彼女の悲痛な心の有り様がひしひしと伝わってきました。そこにはかつての私がいました。
 
世界の始まりは足元から
 
ピーコック過労、睡眠不足、身体の故障、鍼治療、自分の思いを制御できずに涙する脆さetc. そうしたガラス細工のような心身に鞭を打って、取り憑かれたように魂を高めようと痛々しく切ないヨガをしゃかりきに頑張っている人がたくさんいます。愛や感謝やスピリチュアルな気づきを経験して以前の自分よりは「良い状態」になったと思い込みながら、実際にはヨガをしていない人たちの何倍も虚弱であったりします。
ヨガは時に厄介な諸刃の剣です。肉体を操作しながら精神を揺り動かすという双方向の刺激は、本人の冷静な判断力を狂わすほど影響を及ぼすこともあります。慎重にならなければいけません。都合の良い文脈で、安易にキレイ事としてオチをつけてしまっては、自分で自分に巧妙にウソをつき続けるだけです。対峙するのが気まずい部分には相も変わらず蓋をかぶせたまま、呼ばれる・招かれるといった受け身の言葉で何でも落とし込んでしまう脆弱さは、時間の経過と共にいつの日か大きな矛盾として浮き上がってくるでしょう。
世界や宇宙と繋がる前に、不特定多数の人間に感謝を述べる前に、聖人に救いを求める前に、リアルな日常の場面ひとつずつで、まずは親と、パートナーと、子供と、上司と、友人と、すぐ目の前で起こっている事象や関係性に目を向けていくのが先決ではないでしょうか。自分の持っているキャパシティーの範囲で、自分自身を頑丈にして、自分の足元をドッシリ着地させていくことからスタートしなければ、その先どこにも一歩は踏み出せないような気がします。ヨガマットの一歩外には、厳しくも素晴らしい現実があり、世界はまずそこからスタートしています。
こうした思いを抱きながら私は16年間ヨガを続けてきました。これからも続けることを通して、目を背けることなくこの現実をこの世界を生き抜いていきたいと思います。目の前の小さな現実世界にも、自分を超える生のイメージを見出そうとすれば見出せるのだと信じています。
 


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