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LOHAS WAY 17



LEZAさん
 
LEZA LOWITZさん
プロフィール
カリフォルニア大学バークレー校卒業後、サンフランシスコ州立大学で創作/日本文学修士号を取得。1989年〜1994年に東京に在住、東京大学、立教大学にて教鞭をとる一方、Japan Times、Asahi Evening Newsなどに寄稿。その後カリフォルニアにて、ハタ、アイアンガー、クリパルなど様々なスタイルのヨガを学び、White Lotus Foundationよりヨガインストラクターの資格を取得。Dillon Beach Yoga Circleを主宰するほか、Yoga Research and Education Center マネージャー、Asana Yoga Studioインストラクターを歴任。20年以上にわたり仏教の教えを学び、有名なヨガ・サンスクリット学者Georg Feuerstein, Ph.D からヨガの歴史、哲学、Bhaghavad Gita、ヨガスートラの教えを受けた。著作に、詩集「Yoga Poems」(Stone Bridge Press)、「Sacred Sanskrit Words」(Stone Bridge Press)など多数。現在、東京・目黒でSUN & MOON YOGAスタジオを主宰、カリフォルニア・スタイルのヨガを日本語と英語のバイリンガルで教えている。
 

Sun & Moon YOGA

 
Favorite Items
 
The Book
The Book
『THE BOOKの手引き』和訳版は
ここからダウンロードできます
PDFファイル 1.54Mb
“The Book” で新しい人生を手に入れましょう。

ゲシェ・マイケル・ローチの教えに基づく『THE BOOKの手引き』和訳版(翻訳:川原朋子、監訳:中島正明)第1版が完成しました。1日6回立ち止まり、自分の言動や行動を見直すことで、内面から革新的な変化が起こります。アサナのプラクティス(外側からのアプローチ)に、こうした内省的な取り組み(内側からのアプローチ)を加えることで、ヨガと自分自身への理解がさらに深まり、自分を取り巻く世界が変わり始めます。ヨガとは、決してマットの上だけで完結するものではありません。この大きな力を秘めた日常でのヨガの効果をぜひ手に入れてください。

「THE BOOK」をつければ、あなたの現実が変わり始め、現世で極楽浄土を目にすることができます。なぜなら、あなたの現実はあなたの行動や言動によって決まるからです。あなたの半年先の現実は、まさに今あなたがしていることによって作り出されます。人は全てを変えることができるのです。全ては自分が今日どう行動するかにかかっています。それが仏教の教えです。ですから、とにかく「THE BOOK」を始めてみましょう。あなたがこれまでに思い描いたこと全てが現実になります。
- ゲシェ・マイケル・ローチ 『THE BOOKの手引き』

 
カルマの玉ねぎ
カルマの玉ねぎ
ヨガは身体から始まります。これは一番外側の層です。身体を使ってアサナをすると、呼吸が深まり、エネルギーが変化します。それが体の中でつまりやよどみを起こしている部分に届き、浄化してくれるのです。嫌悪や好意の思考を蓄積する両脇の経路(イダ・ナディ、ピンガラ・ナディ)を崩し、より高い徳を蓄積する中央経路(スシュムナ・ナディ)にエネルギーを引き込みます。生命力、あるいは、プラナが中央経路に引き込まれると、人の思考は変わり、浄化されるのです。より親切で、優しく、そして思いやりを持てるようになります。そして、思考の変化は、行動の変化を引き起こします。ヨガをした後、人は腹を立てたり、イラついたり、ストレスを受けることが減り、むしろ穏やかで、忍耐強く、気遣いができるようになります。その行動の変化が、私たちのカルマを変えるのです。なぜなら、私たちがとる全ての行動が、世の中で起こる出来事を生み出しているからです。良い種を植えれば良いことが起こり、悪い種を植えれば悪いことが起こる。これは実にシンプルで分かりやすい、革新的な法則です。
 
 
ヨガと自己変革
 
ヨガを始めて
 

「ヨガを始めてから、もっといい人になったね」ここ何年もの間、私は周りからそう言われています。15年前にヨガを本格的に始めた当初は特にそうでした。 最近よくこのことを考え、それはなぜかと思いを巡らせています。

  ティーンネージャーの頃(18歳)NYにて
  ティーンネージャーの頃
(18歳)NYにて
私は苦労の多い十代を過ごし、家族とも折り合いがよくありませんでした。よくいじめにあい、上手く自分の身を守ることもできませんでした。両親は不仲で喧嘩ばかり。私はそんな状況を持て余していました。両親が離婚して、それぞれ自分の問題で手一杯になると、私は車を盗んだり、万引きをしたり、ドラッグに手を出すようになりました。15歳で家出。十代、二十代の大半は何とか生き残ろうとした必死だった時代です。そのために「他人は必要ない」私は自分にそう言い聞かせていました。もっと幼かった頃、私が誰かを必要としていたとき、そばにいてくれるはずの人たちはいなかった、そう思っていたからです。私は人をあてにしないことを覚えました。誰にも頼るまいと思ったのです。自分自身を証明するために、強くならなければなりませんでした。

ヨガを始めるまで、当時のことはあまり考えたことがありませんでした。私がヨガに初めて出会ったのは、北カリフォルニア。1990年に当初8ヶ月の滞在予定で日本を訪れ、その4年後にアメリカに帰国したときでした。かつての私は典型的なA型人間。いくつもの仕事をかけもち、電車での移動中に急いで食事を済ませ、常に全力疾走でした。カリフォルニアに戻った私はカルチャーショックを受け、地元のダンス・センターで開かれていたヨガクラスに参加することにしたのです。ヨガは私の性格には「のんびりしすぎ」。常にそう思っていたのですが、狂ったように忙しい生活を送っていた私には、格好の解毒剤でした。

そこで私は、外側のポーズに注力するより、自分の内面に意識を向けることを教わりました。素晴しい先生方の導きで、自分の周りに築いてきた壁を壊し始めたのです。初めてヨガと出会い、数回クラスを受けてみると、私は自分の体という国に住む移民だと気づきました。そして定期的にヨガをプラクティスするようになり、自分の体の中に街全体を見つけました。ヨガはまるで一度も足を踏み入れたことのない世界だった自分の体に、私を引き戻してくれたのです。旅行好きの私はマットの上に乗る度にこう思っていました。「さぁ、次の旅に出発!」

ヨガをすることで、私は忙しさを盾に自分自身から逃げていたのだと分かりました。自分の身を仕事に投じることで自分に背を向けていたのです。私はとことん自分と向き合い、自分の嫌いな部分にも目を向けなくてはなりませんでした。身体的にも肉体的にも敢えて自分を追い込み、自分の中にどれだけの恐れ、怒り、悲しみ、失望、そして孤独を抱えているかを実感しました。人は誰でもそのような感情を抱き、私たちは皆つながっていると私に直に教えてくれたもの、それがヨガです。ヨガは自分を変えること、そして、自分と他人を許すことを教えてくれました。実際、私はプラクティスを通して自然に変わっていったので、ヨガは私にそれを教える必要さえありませんでした。これが、内側からのアプローチ(自己変革)と外側からのアプローチ(アサナ、プラナヤマ、瞑想)を共に働かせる利点、「カルマの玉ねぎ」の作用です。(詳しくは「Favorite Items」をお読みください。)

私は自分の中に抱えていた感情を追い払うのではなく、それを認め、あるがままにしておきました。すると、そうした感情は力を失っていき、驚くほどの喜び、平和、至福、そしてつながりを感じることができました。まさにヨガ=「結合」という状態になれたのです。そして、自分自身と自分の体をより大切にできるようになりました。一言で言えば、「もっといい人」になったのです。

それから数年間、私はヨガを懸命に学び指導者の資格を取得。海岸沿いにあった自宅でヨガスタジオを始めました。ヨガを教えること、そしてヨガを学ぶこと、それは私が愛してやまないものでした。2003年、9年のアメリカ生活の後、夫が日本への帰国を決断したとき私は言いました。私が東京で正気でいられる唯一の方法はヨガをすることだと。「だったらヨガをすればいいよ」彼の答えは単純明快でした。 「でも仕事は?」私は尋ねました。「どうやって生き延びていけばいいの?」 (私は常に生き残ることを考えていました。昔からの習慣を変えるのは至難の業です。)

ハワイでのリトリート(2000年)  
ハワイでのリトリート(2000年)  
そして、2001年にヨガリトリートでハワイのハイクを訪れたことを思い出しました。そこで私が瞑想をしていると、力強い声がして私にこう言ったのです。「あなたは東京に引っ越してヨガスタジオを開くべきです」当時は全く日本に戻る予定がなかったので、そのことは気にも留めませんでした。あの声の主はハワイの女神ペレだったのでしょうか?それとも、私の内なる声がそう訴えていたのでしょうか?

 
私がヨガから受けた恩恵
 

私がヨガから受けた恩恵は、私がそれまでの人生で得た何よりも勝るものでした。ヨガは私を変えてくれたのです。ヨガに対する愛情を分かち合い、できることならヨガという贈り物を誰かに手渡したい、それは理にかなったことでした。 そこで私は日本でのヨガスタジオ開設を決意したのです。

異国の地でヨガスタジオをオープンするのは苦労の連続でしたが、私は一歩ずつ進んでいきました。自分には不可能だと思うことは一切考えないようにしました。それは、前へ前へと導かれるような感覚でした。そして、様々な素晴しい人たちが現れて、夢が現実になるよう力を貸してくれたのです。友人のMCヨギ、アマンダ夫妻はスタジオのホームページをデザインし、後にスタジオのロゴも手がけてくれました。自分のヴィジョンを失わないこと、それはとても大切なことでした。ここにいくつか例があるように、始めはロゴのデザインを別の会社にお願いしていました。

でも、どれもしっくりきませんでした。アマンダはまさに私が創り出したい雰囲気を理解してくれ、そうして生まれたのが現在スタジオで使っているこのロゴです。

現在のスタジオロゴ   候補にあがったロゴデザイン  
現在のスタジオロゴ   候補にあがったロゴデザイン  

カリフォルニアでの生活は海、山、開放的なスペース、そして緑に囲まれていました。東京では、猫の額ほどの土地に家が建ち、草木もほとんどありません。そこで私のヨガスタジオには丸い窓をつけ、緑で、落ち着きがあり、女性らしい雰囲気にしたいと思いました。誰もが自分を見つけ、偽りのない自分自身でいられる小さなオアシスを作りたかったのです。

 
他人、自分自身の深い部分、そして自然とのつながり
 

他人、自分自身の深い部分、そして自然とのつながりを失うことは、私たちにあらゆる問題を引き起こします。精神的な代償は計り知れません。喫煙や飲酒をする人たちは、それが自分と自分を取り巻く環境に及ぼす損害など全く意に介していないのです。なぜ人は煙草を吸うのでしょう?深く息を吸い込むことはとても心を落ち着かせてくれます。残念なことに、煙草を吸うことで体に取り込んでいるのは中毒性のあるニコチンだらけの息です。なぜ人はお酒を飲むのでしょう?それは孤独と痛みを忘れるためです。私には分かります。アルコール依存者のいる家庭で育ち、私自身もかつてはお酒を飲んでいました。それもかなりの量を。

多くの人は他人とのつながりを失っています。ストレスを減らす一番いい方法は何でしょう?笑うこと。ハグすること。誰かの手を握ること。でも、普段朝の9時から夜の9時まで働いていて、心惹かれる人たちに出会う機会などどこにあるのでしょう?そして、まず自分自身とつながることができなければ、どうやって他人とつながりを築くことができるのでしょう?

そのつながりを生む助けとなってくれるもの、それがヨガです。ヨガは結合。そして大切なのは、身体的なプラクティスであるアサナを超えた別のヨガの価値を探求することです。相互の結びつきとは、単に受け取ることだけではなく、与え、補うこと。だからこそ、ヨガをより大きな枠組みでとらえ、ヨガと社会、環境、人道問題とのつながりを深めていかなくてはなりません。そうしたサンガ(共同体)、コミュニティは、ヨガが私たちに与えてくれる偉大な贈りものの一つです。それは言葉の壁を越え、国や国境に阻まれることもありません。

 
スタジオをオープンして
 

スタジオをオープンした当初、私は週に16クラス教えていましたが、ほとんど人が集まりませんでした。時間とともに少しずつ生徒さんが増え、素晴しい先生方が教えてくれるようになりました。Sun & Moon Yogaは今年創立6周年。これまでスタジオの規模を広げる機会はありましたが、敢えてこじんまりしたスペースを守ってきました。アナログに徹し、コンピューター管理を避け、非商業的な姿勢を大切にしています。束縛のない自由なカリフォルニアのフロンティア精神を維持したかったのです。常に新鮮さを失わないために、新しい挑戦も続けています。私は、リストラティブ・ヨガ、陰ヨガ、シヴァ・レイのヴィンヤサ・フロー・ヨガ、チベット・ハート・ヨガなど、それまで日本で紹介されたことのないヨガのスタイルを取り入れました。そしてとても素晴しい先生方との出会いに恵まれてきました。

実に幸せなことに、本当に大勢の方たちがこれまでの道のりを支えてくださったので、そのお返しに私も人の力になろうと心に決めています。その「秘訣」は、見返りなど気にせず相手に何かを差し出すこと。ただ与えるという目的のために人に何かをあげることができますか?それこそ何よりの報酬です。マザー・テレサのようにその生涯を奉仕に捧げた人を考えてみましょう。ここに彼女が残した言葉があります。

「私たちに偉大なことはできません。偉大な愛で小さなことをするだけです。」

インド リシケシのニューイヤーフェスティバル   ニューイヤーの衣装をまとう少女  
聖職者 Babajiさんと一緒に
インド バラナシにて
  ニューイヤーの衣装をまとう少女  
       
インド リシケシの新しい友達と   ヒンドゥー教苦行者とともに インド バラナシにて  
インド リシケシの新しい友達と   インド リシケシのニューイヤー
フェスティバル
 

ナマステ
リザ・ロウイッツ 2009年8月5日、東京にて

和訳: 川原朋子 http://sunandmoon.jp/jp/teachers-bios/

 


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